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禁煙外来の治療について

たばこは、動脈硬化をすすませ、脳梗塞、心筋梗塞をおこすリスクファクターです。

さらに、喘息や慢性気管支炎を悪化させ、慢性閉塞性肺疾患を増強させます。
(慢性閉塞性肺疾患とは、気管支が慢性的な炎症をおこし、肺が次第に壊れていくため呼吸困難になる病気。慢性気管支炎、気管支喘息、肺気腫の総称)さらにさらに、発ガンとの関連も報告されています。肺がん、喉頭がん、胃がん、食道がん、膀胱がんなどの関連を指摘されています。

たばこは、すっている人だけでなく、まわりの人にも影響します。
たばこの煙は、吸っているひとにも、まわりにも広がり、まわりのひとの健康にも害をおよぼします。これを受動喫煙といいます。

たばこをすわなくても、気管支喘息、肺気腫をおこします。女性の喫煙は、不妊の原因になったり、妊娠中に喫煙すると流産、早産、低出生体重児や乳幼児突然死症候群の原因ともいわれています。たばこをすい続けると、ニコチン依存症になります。(依存症とはあるものに依存し、それがないと精神的、肉体的な平常を保てなくなる状態)たばこをすうとニコチンが体に入り、ニコチンレセプター(受容体)にニコチンがくっつき、ドパミン(脳内ホルモン)が放出され、快感が得られます。これがたばこを習慣づける原因です。最近、これを病気として捉え、お薬で治療しようということになりました。

当院では、ニコチン依存症を健康保険で治療することができます。2008年から保険適応になったバレニクリンは、ニコチンを含まないお薬です。従来の禁煙用のお薬には、ニコチンが含まれ、禁煙しにくかった方でも、禁煙が可能になるお薬です。

保険適用チェック

以下の4条件をクリアすれば、保険治療ができます。

  1. 直ちに禁煙しようと考えている
  2. ニコチン依存症スクリーニングテストでニコチン依存症と診断される
  3. (喫煙年数)x(1日の本数)が 200を越える
  4. 禁煙治療をうけることに同意している

禁煙を考えている方、どうぞご相談に来てください。
すが医院は、お待ちしています。